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イソトレチノイン内服療法(ニキビ治療)とは

 繰り返すニキビを“できにくい肌質”へ

目次

イソトレチノインは、ビタミンA誘導体の内服薬です。
海外では中等症〜重症のざ瘡(acne vulgaris:ニキビ)の標準治療として広く使用されています。

日本では保険適用外のため自費診療となりますが、 保険治療(ベピオ・エピデュオ・ディフェリン等)で改善しないニキビや深い凹みを残す可能性がある嚢腫型のにきびに対して、有効な選択肢となります。

特に

  • 繰り返す炎症性ニキビ
  • しこりニキビ(嚢胞性ざ瘡:cystic acne)
  • 背中やフェイスラインの難治性ニキビ

    に効果が期待できます。

ニキビは、

  1. 皮脂分泌増加
  2. 毛穴の角化異常(hyperkeratinization:角質肥厚)
  3. アクネ菌増殖
  4. 炎症

    という流れで発生します。

イソトレチノインは、この「皮脂過剰」と「毛穴詰まり」を根本から抑制し、ニキビができにくい肌質へ導く治療です。

① 皮脂腺を縮小し、皮脂分泌を強力に抑制
② 毛穴周囲の角化異常を正常化
③ 抗炎症作用により赤ニキビを抑制

結果として、再発率を下げる治療が可能になります。

  • 炎症性ニキビの減少
  • 皮脂量の減少
  • テカリ改善
  • しこりニキビの改善
  • 内服終了後も再発しにくい肌質へ

※ 効果には個人差があります。

  • 開始1か月:皮脂減少を実感
  • 2〜3か月:炎症ニキビ改善
  • 推奨内服期間:4〜9か月

欧米データでは
累積投与量120–150mg/kgで再発率が低下すると報告されています。

例:体重50kgの方が20mg/日を約10か月内服で目安到達。

  • 保険治療で改善しない
  • 繰り返す赤ニキビがある
  • ニキビ跡を作りたくない
  • 皮脂が非常に多い
  • 大人ニキビが慢性化している

よくある副作用

  • 口唇乾燥(ほぼ必発)
  • 皮膚乾燥
  • 手足の乾燥

まれに

  • 肝機能異常
  • 中性脂肪上昇
  • 頭痛
  • 関節痛

定期採血で安全管理を行います。

最重要事項

催奇形性(teratogenicity:胎児奇形リスク)があります。

  • 女性:内服中および終了後1か月は避妊必須
  • 男性:内服中は避妊推奨

    妊娠希望の方は適用外となります。

イソトレチノイン20mg
30日分:16,500円

※診察料・採血費用別途

  • ニードルRF(エリシスセンス)
  • サリチル酸ピーリング(皮脂・オイルコントロール)
  • 内服中の低刺激スキンケア指導

    炎症を抑えながら、肌質改善へつなげます。

イソトレチノインは、「今あるニキビを治す」だけでなく、「将来できにくくする」治療です。

植物園前ライラック皮膚科では、強い治療で一時的に抑えるだけでなく、肌の土台を整え、再発しにくい状態を目指します。

繰り返すニキビでお悩みの方は、一度ご相談ください。

イラスト_女性専門医

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