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ダニ(ハウスダスト)アレルギーについて

写真_ダニ(ハウスダスト)アレルギー

ダニ(ハウスダスト)アレルギーの診断と治療|札幌の植物園前ライラック皮膚科

― 通年性の鼻炎や咳の原因として多い室内アレルゲン ―

目次

ダニアレルギーは、室内に生息するダニの死骸やフンに含まれるアレルゲンに対して、体が過剰に反応する疾患です。

免疫学的にはIgE(Immunoglobulin E:免疫グロブリンE)を介するⅠ型アレルギー(Type I hypersensitivity:即時型過敏反応)に分類されます。

ハウスダストにはカビや花粉なども含まれますが、日本ではその多くがダニ関連物質とされています。


● アレルギー性鼻炎

  • くしゃみ(連続することが多い)
  • 水のような鼻水
  • 鼻づまり(特に夜間・起床時)
  • 後鼻漏による咳

● 気管支症状

  • 夜間や明け方の咳
  • 喘鳴(wheezing:ヒューヒューという音)
  • 息苦しさ

● 皮膚症状

  • アトピー性皮膚炎の悪化
  • 慢性的なかゆみ

  • 畳やカーペットの部屋で悪化する
  • 布団に入ると鼻づまりが強くなる
  • 朝起きた直後が一番つらい
  • 花粉の季節以外も症状が続く

これらはダニアレルギーを疑うサインです。


■ 血液検査

ダニに対する特異的IgE抗体を測定します。

■ 問診

通年性かどうか、室内環境で悪化するかを確認します。


① 環境整備(基本)

  • 布団乾燥・掃除機(週1~2回以上)
  • 防ダニカバー使用
  • 室内湿度50%以下維持
  • カーペットや布製ソファの見直し

抗原量を減らすことが最も重要です。


② 薬物療法(対症療法)

  • 抗ヒスタミン薬(H1 receptor antagonist:ヒスタミンH1受容体拮抗薬)
  • ロイコトリエン受容体拮抗薬(Leukotriene receptor antagonist)
  • 点鼻ステロイド(Intranasal corticosteroid)

症状を抑える治療です。


③ 体質改善治療:舌下免疫療法

ダニアレルギーに対する体質改善治療として
ミティキュアによる**舌下免疫療法(SLIT:Sublingual Immunotherapy/舌下免疫療法)**を行っています。

特徴

  • 1日1回舌下投与
  • 3〜5年継続推奨
  • 約6割で症状軽減
  • 約2割で著明改善

初回は院内で投与し、安全確認を行います。


  • 効果実感:2〜3か月以降
  • 1年継続で症状が半減する例も報告
  • 3年以上継続で中止後も効果持続例あり

  • ガイドラインに基づいた診療
  • 必要な検査のみ実施
  • 環境整備から体質改善まで一貫対応
  • 小児から成人まで対応

植物園前ライラック皮膚科は札幌市中央区・植物園前に位置し、西11丁目・西18丁目・円山・桑園エリアから通いやすい立地にある皮膚科です。

イラスト_女性専門医

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